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【仮想通貨DeFi用語集30選】DeFi運用するなら知っておきたい重要単語を解説!

2021年仮想通貨バブルでDeFi市場が大いに盛り上がりましたね!
しかし、DeFi投資する際に見慣れない単語が多くなかったですか!?

そんな方向けによく見るDeFiの単語を解説していきます!
これを見れば次のDeFi投資をスムーズに行うことができるでしょう!

※プロジェクトなどの固有名詞は今回の単語集では紹介していません。

目次

DeFi重要単語集①AMM

AMM」とはAutomated Market Makerの略称です。

AMMとはLiquidity Pool(流動性プール)にLPトークンを加え、流動性プールに貯められたトークンを引き出すことでトークンの交換を行う方式のことです。AMMではオーダーブックを介さずにダイレクトでトークンを交換することができます。

DeFi重要単語集②APR

「APR」とは複利を含まない単利計算された状態の年間収益率(Annual Percentage Rate)の略で、利益が確定した際に元本だけを運用することを言います。

DeFi重要単語集③APY

「APY」とは複利運用が考慮されて計算される年間収益率(Annual Percentage Yield)の略で、投資をして得た金利などの利益を元本に追加して運用することです。

DeFi重要単語集④BSC

「BSC」とはBinance Smart Chainの略称でBNB(バイナンスコイン)のネイティブチェーンとなっています。BSCはBinance Chainとは別のブロックチェーンですが、クロスチェーンに対応しているため2つのチェーン間で資産を移動させることが可能となっています。

DeFi重要単語集⑤CeFi

「CeFi」とはCentralized financeの略称で、中央集権型金融のことを言います。CoinCheckやGMO、身近なもので言うと銀行やCoinCheck、GMOなどもCeFiに入ります。

DeFi重要単語集⑥DeFi

DeFiとはDecentraized Financeの略称で、日本語では分散型金融のことを言います。これまで会社が行っていた資産や取引の管理をブロックチェーンによって自動的に処理を行うことです。これによって取引スピードの改善や手数料が安くなるというメリットがあります。

DeFi重要単語集⑥DEX

DEX(デックス)」とはDecentralized Exchangeの略で、翻訳すると分散型取引所となります。分散型取引所ではスマートコントラクト機能が実装されており、管理者を持たずに契約が成立することから取引手数料を安く抑えることができるなどのメリットがあります。

DeFi重要単語集⑦DINO

DINOとは (decentralized in name only)の略称で、翻訳すると名ばかりの分散型となります。ブロックチェーンは非中央集権型のプロトコルになりますが、特定の団体や企業がその実験を握っていたり、トークンのディストリビューションがあまりに偏っているプロジェクトなどのことを指しています。いわばDeFi風、DAO風などといえるでしょう。

DeFi重要単語集⑧ERC20

ERC 20」とはイーサリアムのブロックチェーンを使用している通貨(トークン)の統一したルール・規格のことです。規格を統一することによってトークンによってウォレットなどを変える必要がなくなるなどのメリットがあります。

DeFi重要単語集⑨IDO

IDO」とはInitial DEX Offeringの略で、プロジェクトの資金調達を行う方法の一つです。I仲介する取引所が普通の取引所ではなく分散型取引所が仲介して行う点に違いがあります。

DeFi重要単語集⑩liquidity(リクイディティ)

「liquidity」とは流動性という意味で仮想通貨界では移動している仮想通貨の量、市場に出回っている仮想通貨の量のことを言います。

DeFi重要単語集⑪LPトークン

「LPトークン」とはLiquidity Provider(流動性提供者)トークンの略でDEXに流動性を提供することによって受け取ることができるトークンです。LPトークンそのものに価値はありませんが、イールドファーミングをすることで複利収入を得ることができます。

DeFi重要単語集⑫Metamask

「Metamask」とは仮想通貨を保管するためのWebウォレットのことで、DeFiやNFTマーケットプレイスなどに接続することができる便利なウォレットです。

DeFi重要単語集⑬TVL

「TVLとは」Total Value Lockedの略で、DeFiプロトコルへ預けられた仮想通貨のロックされている量を示すものです。

DeFi重要単語集⑭イールドファーミング

「イールドファーミング」とは、分散型取引所などのDeFiサービスに自分の資産を貸し出すことで流動性を提供し、金利や手数料を受け取る運用方法です。

DeFi重要単語集⑮インパーマネントロス

「インパーマネントロス」とは、分散型取引所に流動性を提供した際に、預けた2種類のトークンの価格差が開き過ぎてしまうことによって生じる損失のことです。略して「インパロス」とも言われています。

DeFi重要単語集⑯エアドロップ(=プロトコル給付金)

​エアドロップを簡単に言うと、無料で暗号資産(仮想通貨)やトークンがもらえるイベントのことをいいます。

エアドロップが行われる主な目的は

  • ​通貨の知名度を上げるためのマーケティング施策
  • 流動性を提供してくれた人へのインセンティブ
  • 初期ユーザーへの還元

などがあげられます。

DeFi重要単語集⑰オーダブック形成

「オーダーブック形成」とはいわゆる板のことで、分散型取引所ではAMM式を採用しているところとオーダーブック形式を採用しているところがあります。

(分散型取引所Raydium|画面右側が板)

DeFi重要単語集⑱オラクル

オラクル」とはブロックチェーンの外部にある情報と、ブロックチェーンの情報をつなぐシステムのことを言います。

DeFi重要単語集⑲カストディ

カストディ」とは保管を意味する単語で、金融機関などで資産を管理・保管する業務のことをカストディ業務といったりします。

DeFi重要単語集⑳ガス代

「ガス代」とはイーサリアムなどのプラットフォームを使用した際に支払う手数料のことで、ガス代は固定ではなく市場の状況によって変動します。

DeFi重要単語集㉑スマートコントラクト

スマートコントラクト」とはあらかじめプログラムしておいた動作がされると、自動で契約が実行される技術のことです。

身近なものには自動販売機があげられます。

DeFi重要単語集㉒ソフトペグ

まずペグとは、ある通貨と価格が連動することを指します。身近な例がUSDTとUSDです。

「ソフトペグ」とは簡単に説明すると緩く連動することで、例えばUSDの価値が急落した場合USDTの価値も同じく急落しますが、ソフトペグしている通貨の場合価格が急落するのではなく緩やかに下がっていくため、急な価格変動を防ぐことができます。

DeFi重要単語集㉓トークン規格変更

「トークン規格変更」とはあるトークン規格に通貨を対応させることを言います。

例えば、BTCはERC20に対応していません。そこでトークン規格変更を行うことでWBTCを発行しERC20にBTCを対応させることができます。

これがトークン規格変更です。

DeFi重要単語集㉔ファーミング

ファーミング」はイールドファーミングと同じ意味合いで使用されます。

DeFi重要単語集㉕フラッシュローン

フラッシュローン」とはAAVEによって開発された、スマートコントラクトにより実行される無担保ローンのことです。

DeFi重要単語集㉖プロトコル

プロトコル」とはIT業界で使われる言葉で、ある事項を実行するための手順を規定したもののことを言います。

DeFi重要単語集㉗ペグトークン

「ペグトークン」とは価値が元の資産に紐付けられているトークンのことでラップドトークンもペグトークンの一つです。

DeFi重要単語集㉘レンディング

「レンディング」とは仮想通貨取引所を介して、第三者に仮想通貨を貸し付けることで利息を受け取るサービスのことです。

DeFi重要単語集㉙流動性スワップ

「流動性スワップ」とは、2種類の仮想通貨を組み合わせて流動性を提供することで金利を受け取ることができる仕組みのことを言います。

DeFi重要単語集㉚流動性プール

「流動性プール」とはイールドファーミングの際に自分の資産を預ける場所のことで、流動性プールに資産を預けて金利を受け取ることをイールドファーミングと言います。

(分散型取引所PancakeSwapのpool)
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この記事を書いた人

水野倫太郎のアバター 水野倫太郎 Ichizenholdings代表

慶應義塾大学経済学部。
2017年米国留学時にブロックチェーンと出会い、Web3の業界に足を踏み入れる。
2018年には、日本有数の仮想通貨メディアCoinOtakuに入社。
2019年には同社のCMOに就任し、2020年に東証二部上場企業とM&Aを行い、様々なクリプト事業を展開する。
2022年に現在代表取締役社長を務めるICHIZEN HOLDINGSを立ち上げ様々なWeb3事業を手がける。
複数のWeb3系事業に出資を行いながら有識者として活動。

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