DeFi使うならRabbyWalletを使え!便利機能から使い方まで徹底解説!

JPYCを購入してみたい!」「DeFiを使ってみたい!」けど、、、
どのウォレットを使えば分からない….
というお悩みを抱えていませんか?

この記事で紹介するRabby Wallet(ラビーウォレット)は、使いやすさ圧倒的No.1(筆者内比較)の非常に便利なウォレットです!RabbyはDeFiユーザーの「ガス代問題」や「マルチチェーン問題」こういった本当に面倒な問題を解決してくれるため、本当におすすめです!

この記事ではそんなRabby Walletの基本的な概要から、おすすめしたい3つの便利な機能、初回セットアップの方法や全機能の使い方まで徹底的に解説します!

目次

【1番便利】Rabby Wallet(ラビーウォレット)とは?

Rabby Wallet(ラビーウォレット)は、DeFiを触るならとにかく使いやすい次世代ウォレットです。

ポートフォリオ管理ツールとして有名なDeBankチームが開発したこのRabby Walletは、「DeFi特化」を掲げており、MetaMaskやPhantomなど従来のウォレットでは実現できなかった快適な操作性とセキュリティを両立しています。

この後詳細をご紹介しますが、「GasAccount」や「マルチチェーン対応」といったDeFiユーザーが抱えていた悩みを解決する画期的なウォレットです!
この記事の執筆者(水野)も、DeFiを触る際にはRabby Walletしか使えない!というくらいには重宝しています。

水野 倫太郎

正直Rabby以外のウォレットは使いたくないです!
ずっとMetaMaskしか使っていない方は多分衝撃が走ります。

Rabby Walletの便利機能:DeFiユーザーの問題を大解決!

DeFiを利用していると、本当にちょっとした不便やストレスを感じるポイントがよく出てきます。。
ですが、Rabby Walletはかゆいポイントに手が届く本当に画期的なウォレットです!

実際に利用していて「便利だなあと感嘆した3つの機能」をご紹介します!

Rabby Walletの便利機能3つ
  • マルチチェーン対応:チェーン追加や切り替え問題を解決
  • Gas Account:各チェーンのガス代用意問題を解決
  • セキュリティ機能:スキャム問題を解決

マルチチェーン対応:チェーン追加や切り替え問題を解決

DeFiの情報を日々追っていると、色々なところにチャンスが転がっており、Ethereum・Arbitrum・Avalache・etc…と複数のチェーンを行き来することが日常茶飯事です。
ですが、MetaMaskでは毎回手動でネットワークを追加したり、切り替える必要があるため、切り替え忘れによるエラーや、運用資産がどのチェーンにどの程度あるのか分からなくなるといった問題が頻発します。
(これ故に過去のウォレットを見てみたらお金が眠ってた。みたいな事案が発生しています)

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資産が一覧で自動で表示
(筆者のウォレットの1つ)
どこでいくら運用しているかを表示
(筆者のウォレットの1つ)

このような問題に対して、Rabby Walletでは「自動ネットワーク検出機能」で解決してくれます!
DeFi等DAppsに接続すると、Rabbyが自動で適切なチェーンを選択してくれるため、特に意識することなく使うことができます!

さらに!Rabbyのトップ画面では全チェーンの資産が1画面で表示されます!(これが個人的にはすごい助かる)
そして、どこのDeFiでいくら運用しているのかについても表示されるため、資産管理が格段に楽になります!

水野 倫太郎

僕は用途毎にウォレットを新たに追加しているのですが、それでも「このウォレットはどこでいくら運用しているんだ?」というのが分からなくなりがちです。
Rabbyならウォレットにアクセスするだけで一眼で分かるので本当に便利です!

Gas Account:各チェーンのガス代用意問題を解決

DeFiを触っていると、最も面倒でストレスが溜まるのが「ガス代用にトークンを準備」することです。
Ethereumで取引するにはETHが、Binanceチェーンで取引するにはBNBが、AvalancheではAVAX etc…と各チェーンごとに少額のネイティブトークンを用意する必要があります。

これはちょっと触ってみたいときや、エアドロップを受け取る際、NFTをMintする際に「ガス代が足りない!わざわざ送金したりブリッジするの面倒!」という状態に陥ります。

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Rabby Walletの「Gas Account」はこの問題を根本から解決してくれます。
Gas AccountというものにUSDCもしくはUSDTを預け入れるだけで、対応する全ネットワークのガス代をGasAccountにデポジットしたお金から自動的に支払いをしてくれます。

例えば、Arbitrumでトークンをスワップしたい場合、従来はETHをArbitrumにブリッジする必要がありましたが、Gas Accountがあれば、預け入れたUSDC/USDTから自動的にガス代が支払われます!

利用方法も非常に簡単で、トップ画面右上にあるドルマークのアイコンをクリックし、「Deposit」から入金したい金額を選択して入れるだけです!
また、これを利用する上で何か追加料金等はかかりません!

一度この機能を使えば、もう他のウォレットは使えなくなってしまいます!!

水野 倫太郎

何か新しいものを試したいときに、面倒だなと感じるのが「ガス代」です。Rabbyを使っていればガス代に悩まされることがなくなります!
ちなみにGasAccountは他のウォレットアドレスでも横断的に使えます!

セキュリティ機能:スキャム問題を解決

DeFi・Web3の世界ではフィッシングサイトや悪意のあるスマートコントラクトによる詐欺が本当に後を絶ちません。
MetaMaskでも署名内容は表示されますが、技術的な知識がないと「何に署名しているか分からない」ことが多く、知らず知らずのうちに資産を失うリスクがあります!

参考:Rabby Wallet公式X

Rabby Walletはセキュリティを最優先にも設計されており、ユーザーが署名する前に潜在的なリスクを検出して警告してくれます!
この機能は、署名前に取引内容を解析する「トランザクションシミュレーション」と、署名前にスクリーニングを行う「セキュリティエンジン」によって構成されています。

これによって検出された警告は色分けされて表示されます。

  • 赤色:絶対に署名してはいけない
  • オレンジ色:慎重に確認する必要がある
  • 黄色:注意が必要
  • 緑色:比較的安全

さらに、Rabby Walletはプライバシー保護にも徹底されています!
DeFi初心者でも、どれだけ知識がなくてもRabby Walletを使えば最初からセキュリティを高めた上で、DeFi・Web3の世界を楽しむことができます!

Rabby Walletの始め方・初期セットアップ

とにかく便利なRabby Walletの始め方・初期セットアップの方法をご紹介します!
今回はDeFiを使うことを見据えて、PCでのセットアップ方法を実際の画面を共有しながらご紹介します!

セットアップの途中で「Backup Seed Phrase」というものが出てきます。
この記事では説明のための便宜上、公開していますが、こちらは絶対に他人に教えないようにお願いします。
もし他人に知られると、ウォレットの中身をごっそり持ってかれてしまいます。

Rabby Wallet 初期セットアップの流れ
  • Chromeウェブストアの拡張機能で「Rabby Wallet」を追加する
  • 「Create a new address」をクリック
  • メモを取る準備をし、「Show Seed Phrase」をクリック
  • 「Backup Seed Phrase」のメモを取る(誰にも見せちゃダメ)
  • パスワードの設定
  • Rabby Walletの初期セットアップ完了!
STEP

Chromeウェブストアの拡張機能で「Rabby Wallet」を追加する

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Googleで「Rabby Wallet」と検索し、ChromeウェブストアのRabby Walletをクリックします。
(*検索時にリスティング広告などでRabby Walletが出てきた際には気をつけてください。スキャムウォレットが広告を回している可能性があります。)

右上の青いボタン「Chromeに追加」をクリックし、拡張機能としてRabby Walletを追加します。

STEP

「Create a new address」をクリック

拡張機能としてRabby Walletが追加できたら、「Create a new address」をクリックしましょう。

STEP

メモを取る準備をし、「Show Seed Phrase」をクリック

この画面では、ウォレットの管理を司る「シードフレーズ」について注意書きがされています。
青い「Show Seed Phrase」をクリックすると、次のページではウォレットを管理する「シードフレーズ」が表示されます。

このシードフレーズはウォレットの復元や管理に使われるもので、もし忘れてしまったり、悪意のある他人に知られてしまうと資産が盗まれたり、永久に失ってしまいます。

誰にも知られることがないように、メモを取る準備をしましょう。

STEP

「Backup Seed Phrase」のメモを取る

この画面にウォレットを管理する上で最も大事な12個の単語「Backup Seed Phrase」が表示されます。
*今回は説明の便宜上公開していますが、この12個の単語は絶対に他人に見せないでください!

この12個の単語はしっかりメモを取っておきましょう!
今後ウォレットを移行するときや復活させるときに必要になります!

STEP

パスワードの設定

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8文字以上のパスワードを設定し、確認用にもう一度入力します。
利用規約・プライバシーポリシーの部分をクリックし、「Confirm」をクリックしましょう。

STEP

Rabby Walletの初期セットアップ完了!

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ここまで行ったらRabby Walletのセットアップ完了です!
今後は検索バーの隣(星の右隣)にあるパズルのピース部分から、Rabby Walletを表示することができます。
確認してみてください。

Rabby Walletのほぼ全機能解説

ここからはRabbyの一般的な機能についても紹介していきます!
「こんなことできないかな?」「こんな機能ってないのかな?」と思ったことはRabbyなら大体できます!
ぜひご参考にしてください!

Rabby Wallet:画面TOPの機能一覧

Rabby Walletを開いたときに出る最初のTOP画面に映る機能を簡単に解説します。
こちらの画面には基本的な機能が揃っています。
2つほど前にご紹介した「Gas Account」はこちらから遷移できます。

  • マルチチェーン対応:一眼で資産把握可能(参考:こちら)
  • ウォレット追加:右上のウォレットアイコンから既存 or 新しいウォレットを追加可能
  • Swap:仮想通貨と仮想通貨を交換。複数のDEXから最適なレートを自動的に検索
  • Send:仮想通貨の送金
  • Receive:仮想通貨の受け取り
  • Bridge:1つの通貨のネットワークを変更(ETH→Base)
  • Transactions:過去のトランザクション履歴が見れる
  • NFT:保有するNFTを表示
  • Approvals:このウォレットが接続を承認したDAppsの一覧確認&Revoke(権限解除)作業がまとめて可能
  • Perps:BTC・ETH・SOLのレバをかけたデリバティブトレードが可能(Hyperliquidによる機能提供)
  • Gas Account:ガス代の支払いに便利(参考:こちら)
  • Mobile Sync:モバイルアプリと連携
  • Rabby Points:Rabby利用で貯まるポイント(モバイルアプリで確認可能)
  • チェーン切り替え:右下からチェーンを手動で切り替え可能

Rabby Wallet:「More」の機能一覧

Rabby Walletの「More」に隠された機能を紹介していきます。
この中では使うものが少ないかもしれませんが、「Connect Rabby by Disguising as MetaMask」の機能だけは押さえておいてください!

  • Lock Wallet:ウォレットをロックし、他人がアクセスできないように
  • Signature Record:過去に署名した取引履歴の一覧
  • Manage Address:ウォレット内のアドレスを管理
  • Ecosystem:Rabby Wallet内のエコシステムに関する設定
  • Search Dapps:Dapp(分散型アプリ)の検索
  • Connected Dapps:現在接続中のDappを確認&管理
  • Switch Dapp Address Independently:DAppごとに異なるウォレットアドレスを設定
  • Add Custom Network:カスタムチェーンの追加
  • Modify RPC URL:特定のネットワークと接続するためのURLを変更
  • Current Language:インターフェースの言語を変更
  • Theme Mode:ライトテーマかダークテーマを設定
  • Connect Rabby by Disguising as MetaMask:Rabby WalletをMetaMaskとして認識させて接続できる機能
  • Auto lock time:一定時間後にウォレットがロックされる時間の設定
  • Clear Pending Locally:ローカル環境で保留中の取引をクリア

Rabby Walletに関するよくある質問・悩み7つ

Rabby WalletでDAppsを触るときに、出てきがちな質問をまとめました!
よりご質問がある方はこちらからぜひお気軽に聞いてください!

一覧:Rabby Walletのよくある質問/悩み7つ
  • ウォレット接続時、他に入れているMetaMask等のウォレットが先に表示されてしまい、Rabby Walletを選べない。。。
  • 使いたいDeFiのウォレット接続(Wallet Connect)に、Rabby Walletが表示されない。Rabby Walletが接続できない。。。
  • Rabby Walletで接続したはずなのに、DApp側でウォレットが認識されない。。。
  • トランザクションを送信したのに、いつまでも「Pending」のままです。。。
  • Revokeしたいが、どのApprovalを取り消すべきかわからない。。。
  • トランザクション署名時に警告が出ました。。。
  • Rabby Pointsが貯まらない。。。

ウォレット接続時、他に入れているMetaMask等のウォレットが先に表示されてしまい、Rabby Walletを選べない。。。

これは、複数のウォレット拡張機能が競合している状態です。
Flip機能でRabbyを優先設定にする形で対応してみてください。(以下の3Step)

  • Rabby Walletを開く
  • 表示される「Flip」をクリック
  • DAppのページを更新(リフレッシュ)

使いたいDeFiのウォレット接続(Wallet Connect)に、Rabby Walletが表示されない。Rabby Walletが接続できない。。。

このような場合は、Rabbyをメタマスクとして認識させる「Disguise as MetaMask」機能を使ってみてください。(以下の4Stepで簡単にできます。)

  • Rabby Walletを開く
  • 「More」→「Connect Rabby by Disguising as MetaMask」を選択
  • DAppのページを更新(リフレッシュ)
  • 「MetaMask」オプションを選択すると、実際にはRabbyが接続できるように

Rabby Walletで接続したはずなのに、DApp側でウォレットが認識されない。。。

これはDAppが要求しているネットワークとRabbyで選択されているネットワークが異なる可能性があります。基本的にRabbyは自動的にネットワークを切り替えますが、まずはDAppのページを更新してみてください。

もし解決しなければ、Rabby Walletを開き、右下のチェーン選択部分で求められているチェーンに変えてみてください。複数のチェーンに対応しているサイトでは、この動作が必要になります。

トランザクションを送信したのに、いつまでも「Pending」のままです。。。

可能性はいくつかありますが、ネットワークが混雑しており、早く送金を完了したい場合はSpeed Up機能を使ってみましょう。

  • Rabbyの「Transactions」タブで該当取引を確認
  • 「Speed Up」ボタンをクリック
  • より高いガス代で再送信

たまにいくら待ってもどうにもならない時があります。
その際は「Cancel」ボタンで取引をキャンセルしましょう。

Revokeしたいが、どのApprovalを取り消すべきかわからない。。。

以下の基準で判断してください。Revokeしてみてください。

  • 使っていないプロトコル:長期間使用していないDeFiプロトコルのApproval
  • 無制限のApproval:「Unlimited」や「∞」と表示されているもの
  • 怪しいプロトコル:知らないプロトコル、覚えのないApproval
  • 高額なトークンのApproval:保有額が大きいトークンのApproval

また、Rabbyは危険度に応じて色分けして表示します。赤やオレンジで表示されているものは優先的にRevokeしましょう。

トランザクション署名時に警告が出ました。。。

Rabbyの警告は以下のように分類されています。

  • 赤色の警告(Critical)
    • 絶対に署名しないでください
    • 詐欺サイト、フィッシング、悪意のあるコントラクトの可能性が高い
    • 資産を失うリスクが非常に高い
  • オレンジ色の警告(High Risk)
    • 慎重に確認してください
    • 取引内容を十分に理解してから署名
    • 不明な点があれば署名しない
  • 黄色の警告(Medium Risk)
    • 注意が必要です
    • 通常より高いリスクがある可能性
    • 取引内容を確認
  • 緑色(Safe)
    • 比較的安全な取引
    • ただし、必ず内容を確認してから署名

Rabby Pointsが貯まらない。。。

Rabby Pointsは、以下のアクションで貯まります。

  • 招待コードの入力(初回のみ)
  • トランザクションの実行
  • Gas Accountの使用
  • 特定のDeFiプロトコルの利用
  • 公式キャンペーンへの参加

Rabby Pointsは、スマホアプリで確認することができます。
ダウンロード後設定して確認してみてください。

まとめ:DeFi始めるならRabby Walletを使っておけば問題ない!

Rabby Walletは、DApps・DeFiユーザーの「あったらいいな」を形にした次世代ウォレットです!
「マルチチェーン対応」「Gas Account」「セキュリティ機能」など、DeFiを快適かつ安全に使うための機能は全て揃っています!

もしこれから「JPYCを購入する」「DeFiを始めてみる」という方は、まずRabby Walletをインストールしてみてください!一応MetaMaskなど他のウォレットと併用することもできますし、完全にRabbyに移行することもできます。

きっと一度使えば「もうMetaMaskには戻れない!!」と感じるはずです!
Rabby Walletで安全かつ快適なDeFiライフを楽しみましょう!

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